テーマ : ことばについて
日時 : 2019年2月26日(火) 19:30 – 21:00
会場 : 妙行寺門徒会館 / 鹿児島市和田1丁目4番1号

 


 

– 初参加の方も多数!皆様ありがとうございました。

ことば。それは「人類最大の発明品では?」という対話からスタートしました。魚に目を向けると「信号」を互いに出します。但し「ことば」と認識して「魚や動物たちが操っているか?」から掘り下げます。

 

【 ことば = 生き物 】

言霊ともいわれます。ことばは「生き物」であり、前向きに「ことば」を伝える工夫も必要。これは感情とも密接であるといえるのではないでしょうか。

【 ことばの受け取り方。変わる?文字とは違う? 】

仮に「はい」という言葉でも、ニュアンスが異なることがあります。ポジティブ、またはネガティブに受け取られたり。各々の伝え方(癖?)の違いもあるかもしれません。

時代によって「ことば」が作られたり、変わることも。若者の間で「新しいことば」の共通理解が生まれたり、古文に出てくるように(意味は同じくして)「現代と異なることば」もあります。

ことば = 口から発したり、動的要素をもつもの。
文字 = ことばを形成する一部。記録的要素。ことばの「可視化」についても、参加者で意見を重ねました

【 休憩を挟み、後半に入ります 】

日本語のことば。海外(英語)のことば。日本語の1人称は、私、俺、ぼく、わし.. と多いなか、英語は基本的に「I」のみ?

日本語は漢字、ひらがな、カタカナによって作られていることからも、より多彩な「ことばの解釈」が生まれる。これだけでも大変ですが、加えて「相手の気持ちを考えること」「思いやり」などが含まれる点も興味深いです。

【 私に「ことば」が届いたとき 】

相手から(生き物でである)ことばが届く。理解・思考して、相手に「ことば」を返す。

良好な関係を築く上で、相手への尊厳と寄り添える「ことば」の大切さ。相手に伝えるだけではなく「ことばは、自分を見つめ直せる」という意見もありました。コミュニケーション能力が優れた人。それは「聞き上手」であることも多いのではないでしょうか。

(注意深く配慮した上で)相手の年齢や立場、振る舞いをなどを見て「ことばを選ぶ」「ことばを変える」という意見もありました。阿吽の呼吸のように「より相手との距離が近付いた」コミュニケーションが育まれることも。

 

まもなく90分を迎えます。ことば = それは単語でもなく、分かりやすく書き留められた「文字」とも異なるようです。目に見えない。理解や解釈の多様性を持つもの。相手に寄り添ったり、お互いに「感謝の意・愛情」などを包んだもの。加えて変化もすれば、自分を整理する「気付き」にもなる。

ことばに包まれた「相手への気遣い」や「思いやり」を意識する大切さ。答えを「探す」ものでもありませんし、探しても見つからないかもしれません。しかし、ことばの「ヒント」は、毎日の様々な場面に隠れている気がします。爽快感ある「モヤモヤ」を、参加者の皆様にお持ち帰り頂けたら嬉しいです。

 

【 次回の哲学カフェは、4月30日(火)19時30分から 】

4月1日(月)よりフェイスブックで参加受付を開始予定です。皆様のご参加をお待ちしています!