テーマ : はたらくってなんだろう?
日時 : 2022年8月30日(火) 19:30 – 21:00
会場 : 妙行寺門徒会館 / 鹿児島市和田1丁目4番1号

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直前に妙行寺さんで「こども哲学カフェ」が開催されて、この中で「はたらくってなんだろう?」というテーマがありました。今回は同テーマの「大人版」という位置付けで開催しました。

働く前提は「お金」でしょうか。働くことへのイメージをお聞きすると、楽しみ、日課、お金を得るもの、人のためになる、自己実現、日課、他者との繋がりを構築するものなど。仕事という言葉に置き換えると嫌なこともある反面、しなければつまらない。働くことは、ボランティア、専業主婦、介護、子育ても該当する。今回の対話は働くこと =「お金だけではない」という方向へ進みました。

一生暮らせるお金を持っていたらどうでしょう?働くことは社会と繋がるもの、お金があっても働きたいという意見が多かったです。働かないと利己的になる、正気を保つための手段という方も。海外でご自身が体験した「日本とは異なる働くイメージ」の対話も興味深いものでした。働く充実感や価値って周りの方とも分かち合える。仮に30代から「毎日遊んで暮らしなさい」と言われると困る方も多いかもしれません。引退する時期を迎えても「まだ働きたい」という方もおられました。

日曜夕方は「サザエさん症候群」という固有名詞があります。しかし、平日夜に「たにやま哲学カフェに参加しよう..」と方々ですから、働くことに前向きな方ばかりでした。笑

これから社会で働く子どもたちに向けて、大人世代からのヒントを聞いてみました。とても辛い状況であれば「学校を卒業しても働かなくてもいい」という対話に始まり、大人がサポートして「待つこと」の大切さを共有しました。加えて「サバイバル能力」も。AIや機械化が加速する時代、社会対応できる情報収集力や嗅覚の必要性といっても良いかもしれません。

古代人がそうであったように、自給自足の選択肢もある。働くことは「単純な理由付け」をするよりも、様々なことを学びを続けながら生きること。支えてくれる人への感謝を忘れず、自身が現状を楽しむことが忘れないことが「明確な目的」に繋がることかも.. と思いながら帰宅しました。

 

– 次回の開催について

10月25日(火)に、妙行寺門徒会館にて予定しております。10月1日にたにやま哲学カフェのホームページでお知らせさせていただきます。是非皆様のご参加をお待ちしております。